自然界を見るとわかるように、だれも耕したり肥料を与えていないのに、木は大きく育ちやがて森になり、山菜やキノコは毎年のように生えてくる。病虫害が発生して枯れてしまうこともない。
お米や野菜も同じように、自然の営みに沿うように育てればいい。
 ただし、従来の畑から自然農に切り換えると、地中の養分が足りずに作物がうまく育たないことがある。そのときは必要に応じて米ぬかや油かす、草、生ゴミ等を補うとよい。
これを外から持ち込む「肥料」と思わずに、生活の中から出たものを畑に循環させると考える。
 土にすき込む必要はなく、上から振りかけたり、苗の近くに置いておくだけでいい。
ゆっくり分解されるため、病気や虫害も出にくい。 そのうち土が豊かになって、
何も補わなくても元気に育つようになる。
 肥料を与えると野菜は大きく立派に育つものの、そのぶん味も薄くなってしまう。
実は肥料分でふくらんでいるだけで、作物の持つ本来のエネルギーは変わらない。
見た目にとらわれずに、本来の味を作る、それが自然農法なのです。

 

すきとおった風、夏でも底に冷たさをもつ青い空、うつくしい森で飾られた祭畤山の麓、ぎらぎらと光る草の波。そのなかでいっしょになって育つたくさんの野菜たち、ありのままの姿を生かして、植物本来が持っている力で、土の中にあるたくさんの養分を元気にしてあげれば、おのずと野菜たちは元気に育つのです。
 

植物性肥料のすすめ
 

動物性の肥料やたい肥は、餌の中に遺伝子を組み替えた植物とか、添加物を加えた科学的な化合物が含まれています。かみくら自然農園では、牛糞や鶏糞などの肥料を使わないで、発酵させた野菜のたい肥を使っています。

綺麗でミネラルがたっぷりな水で育つ元気な野菜

植物が育つのに必要なもう一つのものは水です。かみくら自然農園は周辺の山々から冬の間に積もった雪解け水が何年もの年月を経て地下水となって湧き出ています。その水には野菜たちの生育に必要な多くのミネラル成分が含まれています。
 

栄養たっぷりの野菜たち

きれいな空気、太陽いっぱいの光、ミネラルを含んだ水。そして育った微生物をたくさん含んだ土。それらの栄養分で育った野菜たちは、私たち人間が必要とする栄養分をたくさん含んで育ちます。
 

 
森の風を感じながら
かみくら自然農園で育った野菜とオリジナル料理を味わう